【小学生向け】飼育員になるのに役立つ教科は?

今、学校で勉強をしていて、「こんなの役にたつのかな?」と思うことがあると思います。

私も、小学生の頃そう思っていました。

でも、飼育員の仕事をしてみると役に立っていることがわかりました。
どのように役にたっているのか、押さえておきたいポイントを交えて教科ごとに教えたいと思います。

☆国語

漢字と文章力は飼育日誌や社外への手紙やメールを書くときなどあらゆる面で役立ちます。

分からないことがあったら文献を調べたりすることもあります。

そんな時は文章を読む力が必要です。本をたくさん読んで読む力と知識を増やしましょう♪

☆算数

動物に与えるエサの量を計算して発注したり、動物の運動場に何か建物を作るときに大きさを調べるなどあらゆる面で利用されています。

☆理科

飼育員は動物を扱うプロなので、生物の分類、からだの特徴、動物を取り巻く環境のことなど基礎知識は覚えておいてください。生き物を観察する力をつけると飼育管理するときなどにちょっとした変化や違いを見つけることができるようになります。
消毒薬など薬品を取り扱うことも多いです。理科で利用する器具も取り扱い方を覚えておいた方がいいです。
動物に関わる星座についてを知っているとガイドのネタがふえます。

☆社会

動物は世界中に生息しています。生息地の地理的な特性を覚えておくといいです。
学校では習わないと思いますが、動物に関わる法律は知っておくとよいです。
歴史上の人物と動物のかかわり合いや動物の歴史などを知っているとガイドのネタがふえます。

☆家庭科

飼育員は野菜や果物を与えるとき、動物ごとに切り方や調理方法を変えています。

包丁は毎日使うアイテムなので上手に使えるようになっておきましょう。

また、動物の種類によって与えてはいけないものや、必要な栄養素が違うので、栄養の勉強もしておくとよいです。

イベントの時に利用する動物の衣装や布製の遊び道具などは飼育員が手作りすることが多いので裁縫はできるようになっておきましょう。

☆図工

飼育員は展示看板を作ったり、動物舎の修繕をしたりなどできる限りのことは自分たちでやります。簡単な日曜大工はできるようになっておきましょう。
下手でも伝わればいいので、動物の特徴をつかんだ絵が描けるようにしておいた方がいいです。

☆体育

飼育員は見かけによらず体力仕事です。重いエサやケージを運ぶこともあります。

普段から体を動かして体力をつけておきましょう。

また、万が一動物に襲われたときのために護身術を身に付けておくといいと思います。

☆英語

外国人のお客様と話すときに必要です。また、動物の飼育方法など日本の文献がない場合、外国の文献を調べることもあります。

☆音楽

動物の登場する音楽を知っているとガイドの時や豆知識を紹介するときに役立ちます。

☆その他(掃除)

授業ではないですが、毎日、学校で掃除しますね。

実は、飼育員は掃除がしっかりできないと仕事になりません。

毎日掃除をしないと動物が病気になってしまいますし、掃除をしているときに動物の排泄物やエサの食べ残しも見て動物の健康管理をしています。

飼育員は、1日に何部屋も掃除するので、掃除するスピードもはやくないといけません。

掃除は「早く、しっかり、ていねいに」を普段から心がけましょう。


苦手な科目がある場合は、自分が興味のある事柄から掘り下げていくと、新しい発見があり、興味をもてるようになるかもしれませんよ♪
知らないより、知っているほうが、できないより、できたほうがいいのです。

だから今のうちにいっぱい学んでおきましょう。そして、いっぱい遊んでおきましょう。

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