専門学校へ進学しようと考えたとき、はじめに何をしますか?
多分、行きたい学校を情報誌やネットで探して、行きたい学校が見つかったら、その学校のホームページやパンフレットを見ると思います。
学校のホームページやパンフレットには楽しそうな学校生活が載っていて、早く入学したいなと思うと思います。
でも、本当に専門学校に行きたいのならば、そのようなページではなく、絶対に探して見てほしいページがあります。
それは、各専門学校の学科ごとに出されている「職業実践専門過程の基本情報について」
というページです。
というページです。
まず、その前に文部科学大臣に「職業実践専門過程」を認められた学科なのかを確認してみてください。
もし、認められた学科だったら、ホームページに「職業実践専門過程の基本情報について」というページがあると思うので、探してみてください。
多くの学校はPDF形式で掲載していると思います。
そこにはその専門学校でどんな授業が行われているか?何人就職しているか?などいろいろな情報が書かれています。
気をつけたいのが、就職に関する項目です。
文部科学省は、
就職率=就職決定者数÷就職希望者
そして、
卒業者に占める就職者の割合=就職決定者数÷卒業者
としています。
この計算式が学校によって計算方法が変えられています。その学校にとって一番見映えがよい数字の出る計算方法を取り入れています。
☆就職決定者に含まれる可能性のあるもの
・動物関係ではない企業への就職
・就職とは、正社員ではなくても1年以上の契約ならば、非正規雇用(パート、アルバイト、契約社員など)も含まれています。
動物関係の職種は非正規採用が多いので、その学校のその学年の何人中何人が正社員として動物関係の職種(特に飼育員)として就職できたかを入学する前に確認しておいた方がいいと思います。
・学校によっては、動物関係の仕事であれば、1年以内の契約の非正規雇用でも就職決定者としている場合もあると思います。
・学校によっては、動物関係の仕事であれば、1年以内の契約の非正規雇用でも就職決定者としている場合もあると思います。
☆就職希望者とは?
卒業する年度に就職活動をして、卒業後すぐに就職する人のことです。
・「自営業」、「進学」、「家事手伝い」、「資格取得」などは就職希望者に含まれません。
・卒業年度に頑張って就職活動をしていても、最終的に就職できなかったら就職希望者に含まれません。
・就職率を上げるために就職できなかった人に就職する意志がなかったという契約書を書かせることもあります。
「職業実践専門過程の基本情報について」のページは字ばかりでパンフレット等よりは面白くないと思うと思いますが、パンフレット等以上にその学校のいろいろな情報が分かるので深読みすると面白いですよ。
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